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「ミュータントメッセージ」 マルロ・モーガン=著 小沢瑞穂=訳 [お気に入りの本【海外】]


ミュータント・メッセージ (角川文庫)

ミュータント・メッセージ (角川文庫)

  • 作者: マルロ モーガン
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1999/04
  • メディア: 文庫
価格: ¥ 560 (税込)

著者マルロ・モーガンさんがふとしたきっかけで、オーストラリアの
アボリジニと旅に出ます。長い旅の中で、アボリジニの生き方から
人間本来の生き方というか在り方を気づかされていく。。。そんなお話です。

ずっと昔に読んで、最近あるきっかけでまた読み始めました。

あるきっかけというのは、姫だるまさんの「【速報!】高次元からの情報をキャッチ
のブログの中で、ミュータントメッセージの一節が引用されていたのを読んだからです。

o(U・ω・)Dog ear
 P150
 宇宙から与えられた才能を知らないまま一生を送る人がいるというのは本当なのか?
  ~そう、自分には才能がないと思っているミュータント(現代人を指す)はおおぜいいる。
   死ぬときまで人生の目的を考えない人が多い、と私は答えた。
    質問した男は首を横にふりながら目に大粒の涙を浮かべた。

私たちがこの世に生を受けたのには理由があり、
皆、人生の目的を達するため何かしらの才能を秘めている。

・・・そんな事を思い出させてくれた文章でした。

こんないい事書いてあったんだぁと感動し、
またいそいそと読み始めた次第です。

なんのための人生か、なんのために生きているのか。
人生に対する無力感や無価値感。
自分自身に対する無力感、無価値感。

毎年3万人以上が自殺してしまう今の日本には
そんな空虚感があります。

私も含め、そんな行き詰まりを感じている時、
アボリジニたちの言葉は忘れかけている本来の在り方を
思い出させてる、そんな一冊です。


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